
工場の中心にあるアビアリー(Aviary)エリア
自然と鉄のリズムが調和する場所
もし誰かが製鉄会社と聞いて、煙・機械・生産の騒音だけを思い浮かべるなら、テップ・タイ・ドー(Thep Tay Do)のエコアビアリーに足を踏み入れた瞬間、その考えは覆されるでしょう。ここは工場の中心に位置する「エコガーデン」であり、自然と産業が調和して共存する空間です。
アビアリー内の錦鯉池と爽やかな緑の景観。
アビアリーの涼しく心地よい緑の空間では、鳥のさえずりが清らかに響き、錦鯉が澄んだ水の中を優雅に泳いでいます。木々の葉から差し込む自然光は、活気ある生産リズムの中に安らぎと調和をもたらします。
アビアリーは、テップ・タイ・ドーが産業と自然の調和を目指し、自然に優しい職場環境を築こうとする努力の象徴です。
ここでは、人々は思い出すのです——鉄はただ硬いだけの物質ではなく、持続可能性と環境への敬意の象徴でもあることを。
鉄鋼工場の中に息づく自然の呼吸
丹念に設計されたテップ・タイ・ドーのアビアリーは、総面積380平方メートル、高さ7メートルを誇り、工場敷地内に広がる生き生きとした自然の風景画のように構築されています。ここには、観賞用の鳥、緑豊かな植物、錦鯉池、人工の滝が調和よく配置され、自然へと溶け込むような癒しの空間が生まれています。
構造全体は亜鉛メッキ鋼フレームと防錆ステンレスメッシュで施工され、耐久性・安全性・通気性を確保。透明なポリカーボネート屋根は自然光を最大限に取り入れ、明るく開放的で涼しい空間を実現しています。
アビアリーの内部には、画眉鳥、コウライウグイス、ヒヨドリ、ルリツグミ、シキチョウなどの観賞鳥数十種類と、30種類以上の観賞植物や果樹が多層エコモデルに基づいて配置されています。
上層には鳥たちが羽を休める大きな樹冠、中層にはスパティフィラム(平和の花)、モンステラ、日本竹などの柔らかな植物、下層には芝生や鮮やかなシダ植物(クジャクシダ、カンツバキ等)が広がっています。
アビアリーは景観のアクセントであるだけでなく、西都鋼鉄が ESG 基準に向けて取り組む「持続可能で環境に優しい企業づくり」の象徴でもあります —— 企業は全ての生産活動で、環境・社会・ガバナンスへの影響を重視しています。
産業の力と自然の呼吸が共に歩むとき
美的価値にとどまらず、このエコアビアリーは西都鋼鉄の持続可能な発展ビジョンを象徴しています —— 強靭な「鉄の精神」は、環境への愛と責任感によって調和されています。
素材、景観構成、照明、水システムに至るまで、すべての要素は生産効率と長期的な生態価値のバランスを確保するために綿密に設計されています。
本プロジェクトを通じて、西都鋼鉄が伝えたいメッセージは次のとおりです:
「持続可能な発展は、単なるビジョンではなく“約束”である —— 鉄は建物をつくるだけでなく、緑の未来を創り出す力にもなる。」
鋼鉄の心から広がる緑の価値
アビアリーは、創立30周年を迎える企業記念事業の一つです。10月15日に完成して以来、このエコアビアリーは、西都鋼鉄の従業員や来訪者にとって人気の癒しスポットとなっています。
アビアリーは単なる景観ではなく、西都鋼鉄精神文化の一部となり、産業のリズムの中で人々がバランス・安らぎ・インスピレーションを見つける場所になっています。
この小さな緑の空間から、自然への愛、環境保護意識、そして「グリーン企業」であることへの誇りが、毎日西都鋼鉄の全メンバーの心に広がり、育まれています。
2026/1/26